Tournament Director Association

TDA Summit

2012-05-20

2011年6月29日開催

TDAはTournament Director Associationの略であり、世界中のTournament Director達が参加していたりその行動を参考にしています。
特にTDAルールは世界基準になっており、トーナメントのルールを作成する際にはTDAルールのこの部分を除きとか追加したりして使用するケースが多いです。
WSOPでもトーナメントのルールに記載されていない部分はTDAルールに準じます等と利用しています。

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今回のサミットは現状のルールに関しての問題点等の協議と修正、新ルールの追加等を投票し決定する為のサミットでありますが、現状のトーナメントディレクターの教育、ディラーの指導者の育成も目的としています。またマナー等の部分にも触れています。
このミーティングは2年に1度の割合で開催されています。

議長はボードオブミーティングの4名(着席順)の
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彼らはTDAの前身であるPTDAの創設メンバーでもあります。 Founding Member of the Poker Tournament Director’s Associationです

議事進行はまず、ルール1から説明とその一項目ごとに協議をし、参加者からの発言を挙手によって受け付けました。変更、追加、修正は挙手による投票をその都度行い9割の賛成もしくは1割未満の反対で決定としました。

次にディラーのあり方、TDのあり方など多くのコメントが述べられ、それに関しても文章に使用等の提言がありました。また下記のルールをもとに出題形式の訓練もあり、ディスカッションの場も設けられました。2011年度版のルールは近日まとめられ発表されます。

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ルールはその文章を単純に読むのではなく、その出来る過程を知ったり、この根底にあるものを知る事によってのみ、制作者の望む運用がされるのであり、人を攻撃する材料に利用したり、嫌がらせの材料になってはならない。ルールは円滑なゲームの進行とフェアな競争の為にあるという事を忘れてはならない。
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TDAルール Version 2009.2.0, released Sept. 15, 2009
一般概念
1.フロア担当(TD)
まず最初にフロア担当はゲームの公正性を最優先事項とするものであり、その意思決定は問題発生時には技術的なルールより優先される。フロア担当の決定は最終的なものであり、すべてのものより優先される。

2. 公式言語
英語のみ使用可能とするルール(English-only rule)が、ハンドのプレイ中執行される。国際的な大会については、英語が地域又はその国の言語と併せて用いられる。

3.通信
ポーカーテーブルにいる間は、プレイヤーは電話などを使用して会話することはできない。他の電子機器のすべてについては、ハウスルールが適用されるべきである。

プレイヤーの座席(テーブルブレイク及びテーブルバランス)
4.ランダムシート
トーナメント及びサテライトの座席は、ランダムに指定される。特別な身体的障害を有するプレイヤーに対しては必要に応じて適切な対応がなされるものとする。
5.テーブルブレイク
ブレイクしたテーブルからきて席を埋めるプレイヤーは、当該ポジションの権利及び責任を有するものとする。当該プレイヤーは、BB、SB及びボタンからも入ることができる。彼らがハンドをプレイできない唯一のポジションは、SBとボタンの間である。(訳者注:SBが2回SBをするような位置にプレイヤーが入ることはできないということ。)
6.テーブルバランス
フロップゲーム及びミックスゲームにおいてテーブルバランスが行われる場合は、プレイヤーは、BBから、たとえBBを2回することとなっても、シングルビッグブラインドを含む最も悪いポジションに移動するものとする。最も悪いポジションがSBとなることはない。プレイヤーが転出するテーブルは、事前に決定された手続に基づき指定される。スタッドゲームにおいては、プレイヤーは、ポジションによって移動する。(人数の少ない方のテーブルで最後に空いた席が埋められる。)3人以上人数が足りなくなったテーブルにおいては、プレイは中止される。
7.ファイナルテーブルのプレイヤー数
フロップゲームにおいては、10人のプレイヤーでファイナルテーブルが構成される。スタッドゲームにおいては、9人のプレイヤーでファイナルテーブルが構成される。

ポット/ショーダウン
8.宣言
カードが物を言う。プレイヤーのハンドの内容に関する口頭の宣言は、拘束力を有しない。しかしながら、故意に自分のハンドを誤って宣言したプレイヤーは、ペナルティの対象となる。
9.表を向ける
プレイヤーがオールインし、すべてのベットアクションが完了したら、すべてのカードの表が向けられることとなる。
10.勝利ハンドの無効化
ディーラーは、テーブルに提示され、明らかに勝利ハンドとなっているハンドを無効化することはできない。プレイヤーは、誤った裁定が為されようとしている場合には、テーブルに提示されたハンドの解釈を補助することが推奨される。
11.ショーダウン
最後のベットラウンドが終わった場合には、当該ベットラウンドにおいて最後にアグレッシブなアクションを取ったプレイヤーが最初にハンドを見せなければならない。ベットがなかった場合には、ボタンの左側のプレイヤーから時計回りにハンドを見せなければならない。スタッドゲームにおいては、ハイボードのプレイヤーが最初にハンドを見せなければならず、ラズにおいては、最も低いボードのプレイヤーが最初にハンドを見せなければならない。
12.余ったチップ
余ったチップは、ハイハンドに帰属するものとする。フロップゲームにおいて、2以上のハイハンド及び2以上のローハンドがある場合には、余ったチップは、ボタンの左側のプレイヤーに帰属する者とする。スタッドゲームにおいては、余ったチップは、スートごとに判断されるハイカードに帰属するものとする。しかしながら、ハンドが特有の価値を有する場合(例:オマハハイローにおけるウィール)には、ポットは可能な限り等分に分けられるものとする。
13.サイドポット
サイドポットは別々に分けるものとする。
14.ボードプレイ
ボードプレイでポットの一部を受け取るためには、プレイヤーは両方のカードを見せなければならない。
15.争いのあるポット
ハンドについて争う権利は、新しいハンドが始まる際に消滅する。(ルール第18項参照。)

一般手続
16.チップレース
チップのカラーアップを行う際には、最大1枚のチップが特定のプレイヤーに与えられるまでレースが行われるものとする。チップレースは常に1番シートから開始されるものとする。プレイヤーは、チップレースによってトーナメントから排除されることはない。最後のチップをチップレースで失ってしまったプレイヤーは、プレイに使用されている最も小さい単位のチップを1枚与えられるものとする。
17.デックチェンジ
デックチェンジは、ディーラーの後退又はレベルアップの際、若しくはハウスが指定するとおり行われるものとする。プレイヤーはデックチェンジを求めてはならない。
18.新しい制限
1ラウンドの時間が経過し、新しいレベルがトーナメントスタッフのメンバーからアナウンスされた場合には、次のハンドから新しいレベルが適用される。ハンドは、最初のリフル(訳者注:カードを2つに分けて、それぞれの端を弾いて端同士を合わせて1つに揃えるシャッフル)から始まるものとする。自動シャッフル機が使われている場合には、ハンドは、グリーンボタンが押されたときに始まるものとする。
19.リバイ
プレイヤーはハンドをプレイせずにやり過ごすこと(miss a hand)はできない。新しいハンドの前にリバイの意思を宣言した場合には、当該プレイヤーは、チップがバックにあるものとしてプレイし、リバイを行う義務を負う。
20.クロック要求
合理的な時間が経過し、クロックが要求された場合には、プレイヤーは、1分以内に意思決定しなければならない。アクションが時間内に取られない場合、10秒のカウントダウンが行われる。カウントダウンが終わるまでにハンドをアクションしない場合には、ハンドは死んだものとされる。
21.ラビットハンティング
ラビットハンティングは認められない。ラビットハンティングとは、ハンドが終了していなければ「来ていたであろう」カードを明らかにすることである。

プレイヤーの参加/ハンドの有効性
22.座席において
プレイヤーは、ライブハンドを持つためには、すべてのプレイヤーに最初のハンドが配り終わられるまでに席についていなければならない。プレイヤーは、タイムを要求するためには着席していなければならない。
23.アクションの継続
プレイヤーは、ライブハンドを持っている場合には、テーブルについていなければならない。

ボタン/ブラインド
24.デッドボタン
トーナメントプレイにおいては、デッドボタン(注:SBのプレイヤーが飛んだあとに、空席にもボタンを置く方式。)を使用するものとする。
25.ブラインドの回避
ブレイクしたテーブルから来て、故意にブラインドを回避したプレイヤーは、ペナルティの対象となる。
26.ヘッズアップ時のボタン
ヘッズアッププレイにおいては、SBがボタンになり最初にアクションを行う。ヘッズアップが始まる際には、ボタンは、どのプレイヤーもBBを2回連続で受けないように調整する必要がある。

ディーラーの誤り
27.ミスディール
スタッドタイプのゲームにおいて、ディーラーの誤りにより1プレイヤーのダウンカード(注:裏返しのカード)が2枚開示(エクスポーズ)された場合には、ミスディールとなる。フロップゲームにおいては、最初の2枚のカードのいずれかがエクスポーズされた場合には、ミスディールとなる。プレイヤーは、ボタンにおいては2枚連続でカードを配られることもできる。
28.4枚のフロップ
フロップが(3枚ではなく)4枚になった場合には、エクスポーズされているか否かに関わらず、ディーラーは、4枚を裏返しにして混ぜなければならない。フロアの人間が呼ばれ、無作為にカードを1枚選択し、当該カードが次のバーンカードとして用いられ、残りの3枚をフロップとする。

プレイ:ベット及びレイズ
29.口頭での宣言と順番に沿ったアクション
順番に沿った口頭での宣言は拘束力を有する。プレイヤーは順番に沿ってプレイしなければならない。順番に沿わないアクションは、当該プレイヤーまでのアクションに変更がなければ、拘束力を有するものとする。チェック、コール又はフォールドは、アクションを変えたものとみなされない。
30.レイズの方法
ノーリミット又はポットリミットにおいては、レイズは、(1)1のアクションですべての額をポットに投入する、(2)ポットにチップを投入する動作を行う前に、口頭で総額を宣言する、又は、(3)ポットに対しコールの額を投入する前に「レイズ」と口頭で宣言し、その後1の追加モーションでアクションを完了させることにより行うことができる。自らの意思を明確にすることは、プレイヤーの義務である。
31.レイズ
レイズは、少なくとも、現行のベッティングラウンドにおける直前の最も大きなベット又はレイズと同額でなければならない。直前のベットの50%以上、ミニマムレイズ未満のレイズを行ったプレイヤーは、フルレイズを行わなければならない。レイズは、認められるミニマムレイズと同額になるものとする(同一単位の複数チップに係る例外については、第33項参照。)。ノーリミット及びポットリミットにおいては、フルレイズ未満のオールインは、既にアクションを行ったプレイヤーに対して、新たにベッティングの機会を与えるものではない。
32.単位の大きなチップ
ベット(又はブラインド)に際し、ポットに一枚の単位の大きなチップが置かれた場合には、レイズが先に口頭で宣言されていない場合には、コールとなる。1枚の単位の大きなチップによりレイズをするためには、チップがテーブルの表面に達するまでに宣言することが必要となる。レイズが宣言された(が、額が宣言されなかった)場合には、当該チップの認められる最大限の額がレイズの額となる。ベットに直面していない場合に、宣言なくポットにチップを投入した場合には、チップに認められる最大限の額のベットとしたとみなされる。
33.複数のチップ
ベットに際し、レイズを先に宣言することなく、複数の同一単位のチップ(を投入することは)、1枚のチップを引いてもコールの額未満の場合には、コールとみなされる。コールの例:プリフロップで、ブラインドが200-400、Aが1200にレイズ(800のレイズ)、Bが2枚の1,000チップをレイズと宣言することなく投入した場合。複数の単位のチップをポットに投入した場合は、第31項の50%の基準に従うこととなる。
34.レイズの数
ノーリミットのゲームにおいては、レイズの回数に制限はない。リミットゲームについては、トーナメントで残り二人になるまでは、ヘッズアップのときでさえもレイズは制限される。ハウスリミットが適用される。.
35.ポットサイズ
プレイヤーは、ポットリミットゲームにおいてのみ、ポットサイズを知る権利がある。ディーラーは、リミット又はノーリミットゲームにおいて、ポットを数えてはならない。
36.ストリングベット/レイズ
ディーラーは、ストリングベット/レイズを判定する義務を負う。

プレイ:その他
37.テーブル上のチップ
プレイヤーは、より高い単位のチップを常に見えるようにし、判別可能な状態にしておかなければならない。
38.移動中のチップ
プレイヤーは、トーナメントチップを如何なる態様によっても、見えない状態で保持し、移動させてはならない。そのようなプレイヤーは、チップを没収され、失格処分を受けることとなる。没収されたチップは、ゲームから除外されるものとする。
39.プロテクトされていないハンド
ディーラーがプロテクトされていないハンドを無効化(kill)した場合には、プレイヤーは何ら救済されず、ベットを取り戻す権利もないこととする。しかしながら、プレイヤーがレイズをし、そのレイズが未だコールされていない場合には、そのレイズ分は、プレイヤーに戻されることとする。

エチケット及びペナルティ
40.ペナルティ及び失格処分
ペナルティは、プレイヤーがアクション未了時にカードを見せる、テーブル外にカードを投げる、1プレイヤー1ハンドルールに違反する等の場合に行使される「可能性がある」。ペナルティは、ソフトプレイ、不適切な行いまたは秩序を破壊する振舞の場合に行使される「ものとする」。TDに認められるペナルティには、口頭での警告及び「退席ペナルティ」(missed hand penalties)が含まれる。1ハンドペナルティを除き、退席ペナルティは、次のとおり執行される。違反者は、違反者のハンドを含むテーブルにいるすべてのプレイヤーごとに1ハンドプレイできないこととし、ペナルティに規定するラウンドの分だけ倍増される。ペナルティの間は、違反者は、テーブルから離れなければならないが、カードは配られ続けるものとする。
トーナメントスタッフは、1ハンドペナルティ、1~4ラウンドペナルティ及び失格処分を執行することができる。失格したプレイヤーのチップは、ゲームから除外されるものとする。度重なる違反は、ペナルティの加算の対象となる。
41.情報開示の禁止
プレイヤーは、トーナメントにおいて、常に他のすべてのプレイヤーを守る義務を負う。したがって、プレイヤーは、プレイ中か否かに関わらず、
1.保持しているまたはフォールドしたハンドの内容を開示してはならず、
2.いかなる時もプレイをアドバイスしたり批判したりしてはならず、
3.テーブルで開かれていないハンドを読んではならない。
one-player-to-a-handルールが執行される。
42.エクスポーズされたカード
アクション保留中のハンドをエクスポーズしたプレイヤーは、ペナルティの対象となり得るが、デッドハンドとはならない。ペナルティはハンド終了時から開始することとする。
43.倫理的なプレイ
ポーカーは、個人のゲームである。ソフトプレイはペナルティの原因となり、当該ペナルティには、チップの没収又は失格も含まれる。チップダンピング又は他の如何なる共謀も失格の原因となるものとする。
44.エチケット違反
度重なるエチケット違反は、ペナルティの原因となる。例としては、他のプレイヤーのカードやチップに対する不必要な接触、ゲームの遅延、順番を外したアクションの頻発及び過度の私語を含むがこれに限られない。

翻訳協力:shimada

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